2012年12月23日

ラブログ撤退。

いろいろ考えたのですが、
やはりどう考えてもこれ以上ラブログでの更新は厳しいと判断したので、
「たをるじ日記inBlog」は無期限停止とします。

ちなみにこの記事で999件目でしたw

過去投稿分に関しては(今のところ)検閲対象外らしいので、
過去記事は置いておきます。



それでは「たをるじ日記SB」でお会いしましょう (´ω`)ノ


posted by towel at 12:39| Comment(2) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セカンドパンス党。

以前、こんなことをほざいてみたのですが、
まさにそのものズバリなスクリプトを発見^^

その名も「SecondSkinBlender」
kurokoさんという方が配布しているフリーツールです。

このスクリプトは、
フィギュアの肌にコスチュームのテクスチャを直接描き込んでしまうセカンドスキンを作成するためのものですが、
なんと本来の肌テクスチャには一切手を加えないままセカンドスキンを生成させてしまうスグレモノなのです。

原理は、コスチュームのイメージをフィギュアの肌マテリアルにブレンディングして、
適用範囲をマスク画像で限定するというものです。
使用できるフィギュアは限定されますが(ほとんどのメイン系フィギュアには対応しています)、
複数のマテリアルに対して一括処理が可能なのは本当にすばらしいです^^

さらにすばらしいのは、肌にブレンドできる要素としてテクスチャのみならず光沢や透明を内包したマテリアルファイルまでもが選べることです。
これが実に!実に!実に!!!! すばらしいっ><

では実際に使ってみましょう。

まずコスチュームのテクスチャとトランスマップを用意します。

20121222194546.jpg

左がトランスマップ、右がテクスチャです。
このスクリプトはあくまでもブレンディングするだけなので素材は自分で用意します。

20121222190949.jpg

マテリアルルームに移動してWacros>UserDefineからSecondSkinBlenderを起動。
デフォルトではボディ部分のみがアクティブになっていて、
さらに細かい部位にブレンディングを適用するかどうかを決められます。
これまた便利!
SECOND SKIN MATERIALにテクスチャを、
MASK MAPにトランスマップを入力したらBLEND SKINを押すだけ。
後は自動でセカンドスキンが生成されます。

20121222195143+.jpg

5分で作った即製テクスチャでもそれなりに鑑賞に堪えうる仕上がりかと^^b

20121222194357.jpg

ちなみにノードの状態はこんな感じです。
オリジナルのマテリアルの各ノードににテクスチャがブレンドされています。

さらにSECOND SKIN MATERIALにテクスチャではなくコスチュームの要素のみを持ったマテリアルを入力してやると、
より凝った表現が可能になります。

20121222223631++.jpg

これはパンストにショーツの要素を追加したマテリアルを入力して合成したものです。
このほかにもディスプレイスメントや代替拡散などを含めたマテリアルも利用できます。

また、ラジオボタンの選択で顔部分も選べるため、

20121222225204.jpg

このようにアイシャドウを合成したり、
リップカラーの変更も元の肌テクスチャに手を加えないまま可能になります。

これで設定を保存できるプリセット機能があれば一生使えるレベルのツールになるのではないでしょうか。
まさに私の「こんなツールが欲しい」という思いが実現した、
まったくもってすばらしい神ツールです!
kurokoさんにひたすら感謝するばかりです (´ω`)
posted by towel at 01:19| Comment(7) | TrackBack(0) | Poser | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月02日

新春たをるじロードショー2012 しょの4。

●エンジェルウォーズ
テッパン保険のつもりがまさかの……

ここまで連敗続きだったので最後の砦として「これは絶対外さない」、
と思って借りていたエンジェルウォーズを視聴。

かつてこのブログで絶賛した「ウォッチメン」のザック・スナイダー監督作です。

……が、なんということかこれがまさかの超鬱展開(^^;)
本編のほぼ全てが主人公の妄想で、
現実は決して生易しいものではないという結末は、
あの「未来世紀ブラジル」を彷彿とさせます。

オタク文化の影響を自認する監督だけに、
全編に渡って繰り広げられるファンタジックなシーンは確かに桁違いの迫力。
さらにウォッチメンを上回る硬派なストーリーも魅力充分です。
しかし、あまりに救いのない結末はやはり観た者の評価を真っ二つにしてしまったようです。

「ウォッチメン」や「300」でも一筋縄ではいかない印象がありましたが、
今回はさすがにやりすぎちゃったかなという感じで、
個人のライブラリに収められても他人に薦めるのちょっとためらわれる作品でした (´ω`)
posted by towel at 00:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月26日

新春たをるじロードショー2012 しょの3。

●北斎漫画
画狂人というか、ダメ人間?

葛飾北斎を主人公にした戯曲の映画化です。
北斎役に緒形拳、娘のお栄に田中裕子、北斎の親友である滝沢馬琴に西田敏行、
北斎を振り回す謎の女・お直に樋口可南子と、
当時の日本映画界のトップクラスの役者を揃えた意欲作です。

公開時は田中、樋口の大胆な脱ぎっぷりが話題となりましたが、
それ以外は正直かなり微妙(^^;)
こういう映画は、史実に沿って主人公の人生や功績を描くか、
史実を基に新解釈や異説を交えてフィクション仕立てにするのがセオリーだと思います。
この映画は戯曲を原作にしているだけに後者と言えるのですが、
史実と異なる描写が多いのはともかく、
主役の北斎がどうにも気まぐれすぎてとてもあの歴史に名を残す「画狂人」だとは思えない点が大きなマイナスに感じました。

もちろん緒方拳の演技は見事なものですが、
演じている北斎があまりにも弱く、首尾一貫せず、いいかげんな男で、
「こんな男だが筆を取らせたら当代随一」という趣もありません。
そもそもこの映画は北斎の画業より人生そのものにスポットを当てているので、
果たして北斎がどのような心理状態で創作していたかというのが伝わりにくいです。

ミニシアター全盛時に観た「エゴン・シーレ」では、
やはりシーレ自体は究極のダメ人間として描かれていましたが、
同時にそれこそが彼の創作の源である、
という明確な主張がありました。

お直という架空の「ファム=ファタール」を登場させた時点で終始北斎が彼女の幻影に振り回される展開は仕方ありませんが、
結局振り回されっぱなしでそこから脱却できなかった彼には、
冒頭とラストで一人夕立の中を叫びながら走り抜ける姿から感じられる荒々しい情熱は
ついに見いだせませんでした。

ただし、樋口可南子の美しさは紛れもなく本物です。
その点だけは保証します(´ω`)
posted by towel at 00:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

新春たをるじロードショー2012 しょの2。

●クリムゾンリバー
大事な部分は想像してね、ってこと?

これもいつか観ようと思っているうちに10年経っちゃった、
っていう作品(^^;)

フランスの山岳地帯にある古い大学で起こった猟奇殺人と近隣の村で起こった墓荒らし事件。
一見無関係に思えた二つの事件がある人物を捜査したことによって結びつく。
それぞれの事件を追っていた二人の刑事は事件解決のために協力体制を取るが、
やがて事件は不可解な様相を見せ始める。

そして「クリムゾン・リバー(血脈)」にまつわるおぞましい真相が明かされたとき、
悲劇は起こった……

てなことを書いてみましたが、
実際のところそんなに謎が謎を呼ぶミステリー展開はありません(^^;)
原作はフランスでベストセラーになった小説で、
脚本は原作者が監修しているということですが、
正直そんなにあっと驚く感じは無かったです。

ネタバレになりますが、
犯人はある事実を告発するために事件を起こしたのですが、
その手段としては被害者の殺害方法が残虐すぎます。
もちろん、そういった行為をもって犯人が既に異常者となっていたという解釈もできますが、
さすがに描写不足かと思います。
実際に犯人の行動を描かなくても、
クライムサスペンスでは最低限観る側に「こいつは裁かれて当然なヤツだ」と思わせておかないと、
結末におけるカタルシスが不足して「なんで?」という疑問が残ってしまいます。

他にもつっこみどころは多々あるのですが、
唯一と言っていい救いは若手刑事役のヴァンサン・カッセルです。
全く知らない役者さんですが、
厭世感を漂わせながらも実は正義漢で、
切れやすい自分をどこかで恥じているような刑事を上手く演じていました。

映画自体は平均よりやや下という感じでしたが、
ジャン・レノとカッセルのコンビがまた観られるなら続編も借りてみようかなと思っていたら、
何とそっちにはカッセルは出ていないことが判明(^^;)
うーーん、何かすごくもったいない……
まぁ、乗りかかった船(?)なのでそのうち観てみようかと (´ω`)
posted by towel at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

新春たをるじロードショー2012 しょの1。

●ラーメンガール
天才西田敏行をもってしても……

2012最初は久々の映画企画^^。
今住んでいる街にはレンタルが無いので電車に乗って厳選した5タイトルを借りてきましたw

その第一弾が「ラーメンガール」

以前から気になっていた作品ですがなかなか踏ん切り(?)が付かず、
先日観た「ステキな金縛り」で西田敏行ってやっぱりすごいなと思ったので借りました。

物語は、恋人を追いかけて東京にやってきたアメリカ人のギャルが、
振られたあげくに人生にも失望していたところに偶然入ったラーメン屋の主の姿に感動して弟子入りを申し込む。
果たして言葉も習慣も全く異なる二人のラーメン修行の先には如何なる試練が……?
という感じです。

このラーメン屋の主が西田氏で、
おしかけ弟子をブリタニー・マーフィーが演じています。
基本的に日本ロケで、スタッフや役者さんも日本人が多いので他の「日本ものハリウッド映画」に見られるような極端な勘違いシーンはありませんが、
それ以前にお話として理解できないところが満載でした(^^;)

ブリタニー演じるアビーは親や周囲から「根気がない」「何をやっても中途半端」と言われ続けてきた自分勝手なわがまま娘。
だけど、本当は自分だって何か生き甲斐を感じたい、
人のために働きたい、という意志を持っているのはわかります。
が、それがなんでラーメン屋なのか、
というところが今一つ説得力に欠けています。

もちろん、主がラーメンで客を幸せにしている姿に感動した、
というのは解るのですが、
実際に修行に入るとその辺りが「魂を込めろ」というえらい抽象的なものになってしまい、
主の理不尽な仕打ちにアビーが切れるというパターンが繰り返されて両者が歩み寄るとか理解するという場面がほとんど見られません(^^;)

(アビーから見れば)人間的にはあまり褒められたものではない主が、
何故、あんなにも美味しいものを作れるのか、
そこのところをもっとメインに据えても良かったのではないでしょうか。

同じような異文化ハリウッドものでマイケル・キートンが主演した「ガン・ホー」という作品では、
日本とアメリカの企業の経営に対する考え方の違いをどうやって埋めていくか、
というところをコメディタッチで描いていて、
最終的にはかなり優秀な浪花節的ストーリーに仕上げていました。

このラーメンガールもせっかく舞台を日本の下町に設定したのだから、
秋本治の「東京深川三代目」みたいな人情物にするという選択肢もあったのではと思います。
強いて言えばラストシーンの、アビーの店の名前が「ラーメンガール」で、
看板の側に主にもらった赤提灯が飾ってあるというのはちょっぴり良かったですがw

ちなみにアビー役のブリタニーさんは2009年に32歳という若さで他界されてしまいました。
大きな目と厚い唇が印象的な女優さんでこれからが期待されていただけに残念です。

てなわけで新春映画ネタはまだ続きます(´ω`)

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2011年12月20日

実写板・EXA-1。

EXA-1bは最高シャッター速度=1/175。
露出計は付いていません。

ファインダーは交換式で、
一見、後部の板バネ的な箇所を押して外したくなりますが、
実はそのまま引き抜けばOKw
アイレベルタイプもありますが日本の中古市場ではウェストレベルタイプのほうが人気があるようです。
ウェストレベルでは逆像になるので慣れないと扱いにくいですが、
このカメラに似合うのはやはりこのタイプです^^

実際に撮影するうえでもうひとつ気になるのが巻き上げスプールです。
このカメラの巻き上げスプールは分離式になっていて、
これが中古品では無くなっているものが結構あるのです。
私の購入した個体もスプール無しだったので、
使用済みパトローネから取り出したもので代用しました。

コダックのものは無改造で取り付けできました。
フィルムは弱粘着のテープで留めましたが、
軸部分を改造すれば挿し込み式にもできそうです。
あまりしっかりと固定すると巻き取り時にスプールやフィルムを痛めるので、
あくまで「仮留め」程度にするのがコツです^^

20111016_09.jpg
料理屋の水槽を撮影。
すぐに動いてしまう猫を撮るのは難しかったですが、
このくらいなら何とかなりますw
20111016_11.jpg
屋内の撮影はかなり絶望的ですが、
ショーケースのように照明があるものは拾えます。
20111016_15.jpg
初めての体感露出撮影だったにもかかわらずこの日はあいにくの曇天で、
日中はかなり露出を外した写真が多かったのですが、
日没になると絞りをほぼ開放に固定したおかげか意外と良い感じに撮れていました(^^;)
20111016_16.jpg
このへんになるともう完全に夜景なんですが結構写ってます。
フィルムの進歩ってすごいですね。
20111016_18.jpg
このカメラが発売されたのは1977年。
日本では78年にCANONのA-1が発売されています。
はっきり言って技術的には戦前のままですが、
妙に愛着がわくのはなぜなんでしょうね?
20111016_26.jpg
使用したのはT-MAX400ですが、
かなり補正したのでTRI-Xみたいな粒子感が出ています。
[EXA-1b T-MAX400]

さて、撮影した感想ですが、
マニュアル世代の私から見ても難しかったです(^^;)
今回はピント合わせの不利を補うために以前作成した改造M42AFレンズを使用したのですが、
このレンズが実絞りなのでちょっと絞るとウェストレベルファインダーでは何が写っているのか暗くて判らなくなってしまうのです(^^;)

また、被写体を確認することができても、
上手く構図内に収めるには慣れが必要です。
二眼レフの大きめなファインダーならまだましかもしれませんが、
35mm用サイズではこのタイプのファインダーは実用的とは言えません。

ちなみに、後日スプール付きで銘板がまともな個体を入手できました。
ロゴは実物より若干小ぶりでしたがいいセンいってると思いますw
実用性という点では厳しいカメラですが、
上からのぞき込むというのはいかにも写真を撮ってるぞという気分にさせてくれるので、
条件の良い環境での撮影がオススメのカメラです
posted by towel at 01:36| Comment(2) | TrackBack(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月02日

戦え! EXA-1 しょの3。

破損したリマインダーカバーを修復するにはクレイジーダイヤモンドの能力を借りなければいけませんが、
私にはそんな素養はありません(^^;)
そもそも依然として組み込み方がわからないのです。

仕事中もそのことばかり考えていて(w)結局達した結論は、
「このパーツは分離できる」というものでした。

早速帰宅してよく観察すると、
天部分の裏側に微妙な接合部を発見。
注意深く工具でその部分をつついたらあっさり天板が外れましたw
なんと、この部分は接着されていただけでした。
PA270867.jpg
破損部分は細かい破片まで集めていたので、
組み合わせを推察しながら当てはめていき、
ゴム系ボンドで仮留めしておいてからプラリペアで補強しました。
PA300872.jpg
強度的には不安が残るのでテンション用の板バネは外しました。
このリマインダーは単に装填しているフィルムの種類を忘れないためだけのものなので、
これで問題はありません。
PA300873.jpg
後は元通りに組み上げて修理完了。
PA300874.jpg
仕上げにWebの写真を参考にしてPCで銘板を作り、
ヘアラインスチール調のインクジェット用紙で出力して貼りつけました^^
PA300876.jpg
試写の結果はまた後日(´ω`)b

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2011年11月16日

戦え! EXA-1 しょの2。

さて、今一度ダイヤル部を観察してみると、
リマインダーカバーが若干斜めに浮いています。
もしかしてこれははめ込み式なのかと思い、
隙間にドライバーを差し込んで捻ってみると、
「バキッ」という音とともにカバーが飛んでいきました……

これはもう仕方なし、ということで分解続行w
アクセスできるようになったカウンターの文字盤をペンチで固定しつつ、
中央のノブを正ねじ方向にひねると簡単に外せました^^
PA270851.jpg
文字盤の下にはリマインダーカバー固定用のネジが2本。
巻き上げレバー自体はスナップリングと3本のネジで留められています。
PA270853.jpg
これらを全て外せばトップカバーを外すことができ、
巻き上げユニットとご対面となります。
PA270858.jpg
巻き戻し側。
このカメラの元になった機種ではシャッター速度の設定は車のシフトレバーのように前後に動かすタイプだったのですが、
ここではダイヤルの回転運動を直進運動に上手く変換させています。
PA270859.jpg
巻き上げ側。
このカメラは底部には何の機構もありません。
なのでメカニズムは上部に集中しています。
レンズシャッター機では珍しくありませんが一眼レフだとかなり思い切った仕様だと思います。
PA270861.jpg
ユニットをフレームに固定しているネジの折れ残りをペンチで回して取り除き、
巻き戻し側にあった同じネジを移植しました。
巻き戻しの方はネジが無くても問題なさげでしたが、
手持ちのΦ1.5精密ネジが丁度はまったので、
ネジ頭抜け防止にワッシャをかまして使いました。

これで完了と思いレバーを付けて巻き上げてみたところ、
シャッターがチャージされません><;
どうやらユニットが正常な位置で固定されるとレバーが最後まで押し込まれなくなるようです。
ネジが無い状態ではユニットが微妙に動くのでかえってチャージするぶんには都合がよかったということですね(^^;)

これは以前レストア失敗したAX-5と同じ症状で、
経年によるパーツの磨耗・変形、
位置のずれなどが原因で、
ほんのわずかの量でもチャージ不良を起こしてしまいます。
前回はチャージレバーにハンダを盛り付けて不足分を補いましたが、
今回はレバーが小さいうえに場所が入りくんでいるので別の手を試しました。
PA270863.jpg
要はレバーにほんのちょっと下駄を履かせてやればいいので、
下駄としてゼムクリップを加工したS字状のパーツを作りレバーにはめ込んでみました。
何も固定しておらずただ引っかけているだけですが、
アームが押し込まれる度にパーツも奥に押し戻されるので外れそうで外れません。
これは珍しく上手くいったと思います^^

これで動作は問題なくなったので、
次はリマインダーカバーの補修です(´ω`)

posted by towel at 02:15| Comment(4) | TrackBack(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月07日

戦え! EXA-1。

PA260836.jpg
中古屋でおもしろいカメラを発見。
丸っこいボディにウェストレベルファインダーが付いた、
何とも愛嬌のあるカメラです^^

見つけたときは巻き戻しが外れかけていて、
巻き上げレバーもぐらついていました。
本来ならば見送るレベルだったのですが、
どうにもそのルックスが気に入ってしまったのでお持ち帰りに^^

なにはともあれ素性を調べようと思ったのですが、
銘板が無くなっているので特定するのは難しそうです。
とりあえず見た目の特徴を幾つか入れて画像検索。
……5分で判明w

旧東ドイツのイハゲー社製、
EXA 1bというのがこのカメラの名前です。
イハゲーはこのカメラが発売された時には既に同じ東独のペンタコンに吸収されていたのですが、
EXA 1の前身であるEXAKTA及びEXAは紛れも無くイハゲーの代名詞的なカメラだったので、
その廉価版であるこのカメラもイハゲー製ということになっているのかもしれません。
同じドイツのプラクチカも似たようなケースですね。
最近ではペンタックスとか(^^;)

さて、修理ですが、
観察したところ巻上げ部のぐらつきはどうやらユニットを固定しているネジが折れてしまったのが原因のようです。
このカメラは巻き上げのスプールがブローニーのように取り外しできるようになっていて、、
それがほぼ宙ぶらりんの状態で巻き上げられるというかなり無理のある構造になっています。
そのため巻き上げ部にはかなりの負荷がかかると思われるのですが、
それがたった一本の小ネジで止められていて、
今回はそれがボキッと折れてしまったようです。

さらに悪いことに折れ残りの部分が巻き上げ部にねじ込まれたままになっているため、
トップカバーを外して取り除かなくてはいけません。

というわけで早速分解開始。
PA260847.jpg
巻き戻しはもともと外れかけていたので問題無し。
その下にあるシャッター速度設定ダイヤルはCリングで留められています。
このリングが固いの何の(^^;)
外すことを考えていないとしか思えないのですが、
何とかこじ開けて外しましたが下の板バネにかなり傷をつけてしまいました><;
PA270856.jpg
リングが外れればダイヤルは差し込まれているだけなのですぐ外せます。
外すとその奥に小ネジが見えますが、
これはボディを貫いているシャッターロック用シャフトの軸押さえを固定しているネジです。
これを外さないとカバーは外れませんが、
ものすごく締めにくいネジなので組み戻しのときはあらかじめ少しねじ込んで、
軸押さえごと仮留めしておいてからシャフトをはめ込むんだほうが良いです。
PA260850.jpg
さて、ここまでは結構順調にきていたのですが、
ここで最大の難関が登場です(^^;)
このカメラの巻上げ部分には減算式フィルムカウンターとフィルム感度のリマインダーが付いているのですが、
これらを先に外さないと巻き上げレバーを外すことができません。

ところがカウンターを外すにはリマインダーのカバーを外さなければならず、
そのカバーを外すにはカウンターを外さなければならないというわけの判らない状態に陥ってしまいました……
リマインダーを外さないとカウンターの文字盤を固定することができないため、
中央のノブを正ネジ方向に回しても文字盤ごと回転してしまいます。
逆に回そうとするとわずかに締まる感覚があるのでこのノブがねじ込み式なのは確かなようです。

一縷の望みを託してカウンターノブの貼り皮を剥がしてみたのですが、
穴が一個開いているだけでカニ目ではありませんでした。
ということはやはり何とかしてリマインダーのカバーを外さなければいけません。

さてさて、どうしたものか……
というわけで思い切った解決策はまた、後日(´ω`)
posted by towel at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

そりっとごるっと。

PA220840.jpg
会社の先輩からレンズのカビ取りを頼まれましたw
レンズはソリゴールの90-230mm f=4.5です。

名前の雰囲気から勝手にドイツのレンズメーカーだと思っていましたが、
ソリゴールはれっきとした日本製。
「Solid Gold」から命名されたそうです。
今は無きミランダの一眼レフカメラ用のレンズで有名ですが、
他メーカー用の交換レンズもたくさん作っていました。

この90-230mm f=4.5というレンズはVivitarでも全く同じレンズがあるのでもしかすると別メーカーのOEMか、
もしくはこちらがオリジナルなのかもしれません。
ズーミングしても長さが変わらない(と言っても本体自体が相当長いのですがw)インナーフォーカス式が特徴で、
結構古いレンズながらたまに中古市場で見かけるのでそこそこ売れたのかもしれません。

しかし、整備を頼まれたレンズにはちょっと特徴があって、
PA220842.jpg
なんと、TXマウントタイプなのです!

TXマウントはトキナーが提唱したユニバーサルマウントで、
タムロンのアダプトールのようアダプターを交換することでいろんなメーカーのカメラに取り付け可能になるマウントです。
しかし、アダプトールほどには普及せず、
それほど対応レンズも作られないまま消えていってしまいました。

このTXマウントはトキナーのある時期のレンズか、
アメリカのVivitarにトキナーがOEM提供したレンズに主に採用されていましたが、
ソリゴールも採用していたのは全く知りませんでした。
レアかどうかは知りませんが、
かなり珍しいレンズだと思います。

PA220844.jpg
というわけでじっくり観察した後、分解開始。
銘板はゴムアダプターでまわして外します。
前玉は1枚しかないシンプル設計^^
PA220847.jpg
次に中玉の前部分を外します。
インナーフォーカス式なので中玉は前半と後半に分割されていますが、
後半にはフロントからはアクセスできません。

このタイプのレンズは鏡筒が分割できるようになっているものが多いのですが、
このレンズの場合は三脚取り付け用リングにある、
大き目のマイナスネジを外すことで分割できます。
PA230861.jpg
ネジを外すとそのネジ穴から鏡筒に取り付けられた固定用ネジにアクセスできるようになり、
それらをすべて外すとパカっと鏡筒が分離できます。
PA230863.jpg
そうなると中玉後半部と後玉をすべて取り出せるので、
後はレンズのカビを落として組み戻せば作業完了です^^
PA230870.jpg
ボディは大きいですがレンズは3群7枚とシンプルな構成。
分解の仕方が解っていればそれほど難しくは無いレンズでした(´ω`)
posted by towel at 01:19| Comment(85) | TrackBack(0) | レストア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月12日

頭脳カメラ再び。

リコーのXR-10Pというカメラを購入しました。
P9110758.jpg
ジャンク扱いだったのですが、バッテリーホルダに亀裂と補修跡があり、
これがジャンクの理由だと思ったのですが、
持ち帰ってよく見てみたら電池室の内部に液漏れによる緑青が盛大に発生していました(^^;)

これは分解して磨かないとダメだということでネジを外したのですが、
補修に使われた接着剤が内部にまで浸入していて、
カバーとフレームが完全に固着してしまっています。

おそらく前オーナーは最初に落下かなにかでホルダにひびが入り、
それを補修した後で液漏れしてしまったので修理不能ということで手放したのでしょう。
仕方ないので力技で分解(破壊?)していきました(^^;)
P9110760.jpg
やはり腐食はかなり内部にまで及んでいました。
P9110762.jpg
取り出した接点金具をベンジンで洗いペーパーで磨いていきました。
ついでにリードも半田を付け直しました。
このあたりは楽な作業です。

問題はバラバラになったプラ部分の補修ですが、
今回はバイクや家電の修理に使われるプラリペアを使ってみました。
これはプラスチックの粉末を溶剤と混ぜ合わせて泥状にして破損部分を充填する補修材です。
パーツ同士が密着していると接着力を発揮できないので、
張り合わせ部分をリューターで削って溝を作らなければいけませんが、
上手く使えばかなり良好な仕上がりが期待できます。
P9130767.jpg
ホルダの外装カバーはかなりバキバキになっていたのですが、
何とか形にはなりました^^

とはいえこのままではさすがに使う気になれないので、
表からもパテのようにプラリペアを塗りつけペーパーで磨きました。
P9150770.jpg
内側はこんな感じです。
P9150773.jpg

仕上げにつや消しラッカーで塗装し、
気休めに模型用のラッカー系クリアコートを吹いておきましたw
P9150775.jpg
ハードに持ち歩くのは危険ですが、
棚に飾っておく分にはなんとか見られるレベルになったかと思います。
P9160778.jpg
兄弟機のXR-10Mと並べてみました。
……やっぱりダメかもw
P9160781.jpg
どうしても機種名のロゴを残したかったので、
あまり厳密に傷埋めができなかったのが裏目に出ましたw

しかしながら実はこのカメラのバッテリーホルダにはXR-10Mのものが使えてしまうので、
撮影時にはそちらを付けていけば問題ありません。
というわけでカメラ本体については後日(´ω`)


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2011年09月08日

不思議のダンジョンでお馴染みのアレ。

仕事帰りのスーパーで見つけた微妙なパンです。
P8270769.jpg
チョコミントパン。
企画段階でだれか止めなかったんでしょうか?(^^;)
以前紹介したブルーハワイポップコーンと良い勝負です。

味のほうはチョコ味のパンにミントの爽やかな風味がマッチして……ません><;
歯磨き粉をパンに塗って食べるとこんな感じ という味です。
そもそも味以前に見た目が……
ダンジョンの奥で腐ったパンを食べるかどうか迷うトルネコの気分を味わえるかもw

ちなみに中は……
P8270770.jpg
やはりどうしても表面のライムグリーンが気になってしまいます(^^;)

ちなみにこのパン、
見かけたのは1回だけで、
それっきりその店ではお目にかかっていません。

その時の売れ行きは悪くはなさそうでしたが、
やはり物珍しさだけでは長続きしないということでしょうか(´ω`)
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2011年09月03日

二代目はフジカチャン パーフェクトアンサー。

AX-5の試写結果です。
今回も解説付きw
2011082804.jpg
新宿西口方面にある「恋弁天」。
地図で偶然見つけていったいどんな神社なんだろうと思って行くと、
元々はこのお社の側にあるアート系のモニュメントのことだったらしいです。
それに願掛けをすると恋愛が成就すると言われるようになり、
それならいっそ縁結びの神様をお迎えしようということで出雲大社から分社を賜ったんだとか。
神社としての格はともかく、
こういった縁起が現代でもあることは良いことだと思います。
2011082810.jpg

2011082809.jpg
何故かカメラの上方(縦位置では左側)からのフレアが激しい気がします。
シャッター幕の遮光が完全ではないのかと思いチェックしてみたのですが、
目視で確認できる漏れはありませんでした。
このカメラのミラーボックスの植毛紙はまだちゃんとしているので内部反射も考えにくいです。
やはり単純にレンズのフレアなのでしょうか?
2011082812.jpg
淀橋浄水場で使われていた水道管の一部だそうです。
ちなみにヨドバシカメラはこの地で創業したんだとか。
40年前の風景は今とは全く違っていたんでしょうね。
2011082813.jpg
新宿の総鎮守・十二社熊野神社の境内末社である大鳥三社の狛犬。
足元が繰り抜かれていない珍しいものだそうです。
こういう狛犬を俗に「江戸はじめ」と呼ぶんだそうですが、
個人的にはあまり好きになれないのでここでは単に「珍しい狛犬」と呼ぶことにしますw
2011082816.jpg
もう一つの末社・胡桃下稲荷のお狐様。
高円寺の田中稲荷のお狐様も強面でしたがこちらは更に睨みが利いています(^^;)
2011082817.jpg
今回の撮影はEBCフジノンDM 50mm f=1.6を使いました。
EBCレンズは初めてですが、なるほど良いぼけっぷりです^^
無印フジノンより柔らかい描写をする感じですかね。
2011082818.jpg
曇天の木陰での撮影なのでコントラストはいまひとつ、
というかむしろ健闘しているほうです。
2011082820.jpg
しかし、日差しが出てくるとやはりフレアが気になる……
いままであんまり気にしたことが無かったんですが、
次の撮影にはフードを用意していかないと(^^;)
2011082821.jpg
大鳥三社の全景。
十二社熊野神社は縁起がはっきりしているのですが、
両方の末社については調べても詳しいことはほとんど判りません。
大鳥のほうはおそらく日本武尊を祀っていると思われますが、
なぜここに? というのが気になります。
2011082822.jpg
珍しい狛犬の口にダンゴムシw
2011082824.jpg
お清めの竜頭は今流行のセンサー付きw
時代の流れですね。
2011082826.jpg
ちなみにこの神社のある新宿公園は日本最古のカメラメーカー・小西六(現コニカミノルタ)の創業地だったそうです。
コニカではなくフジカのカメラで記念撮影^^
[AX-5 TRI-X EBC FUJINON 50mm f=1.6]

肝心のAX-5の使い心地ですが、
基本シャッター優先AEでの撮影になるので他のAXシリーズと違和感はありません。
ただ、1ラインのみとはいえプログラムオートが使えるのは強みです。
スナップを撮るときはプログラムオートで、
撮影条件が厳しくなってきたら両優先AEでという後々のオート一眼で当たり前になる使い方が、
この時代のカメラでできるのはやはり興奮ものです(´ω`)
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2011年09月02日

二代目はフジカチャン。

P8140738.jpg
二台目のAX-5がやってまいりました。
こちらはシャッター不調・外観難アリということでしたが、
電池を入れてみると普通にシャッターが切れて巻き上げも問題ありません。
これはもしかしてアタリか!? と心躍ったのですが、
ファインダーをのぞくとLEDがせわしなく点滅しています。
これはバッテリー警告のサインなのですぐに新品の電池と交換しました。

すると……

巻き上げの途中でミラーがアップしてしまう現象が発生。

このカメラは完全電子シャッターなので通電しなければシャッターは動かないはずですが、
何故か電源とは関係ない巻き上げ動作で通電してしまうようです。

あれこれテスターで調べた結果、
どういうわけかメインスイッチを切った状態でも電流が流れっぱなしになっていることが判明。
ただしIC回路や露出計は反応せず、
ミラーアップ用のソレノイドの端子のみ通電しているようです。

電気関係には疎いのでPoserで知り合ったYakumo氏にチャットでいろいろ教わりながら一つ一つ疑わしいところを潰していった結果、
ミラーボックスのチャージレバーがチャージするちょっと手前の段階で通電することがわかりました。

ただ、症状を再現することはできたのですが、
なぜそうなるかということがさっぱり判りません(^^;)
ミラーボックスを取り出して他のパーツから完全に分離させ、
リードだけ繋がっている状態で再現することから、
ミラーボックスの何かの部分がスイッチの役割をしていることは間違いないのですが、
チャージの行程をよーーく観察してもそれらしい箇所は見当たりません。
そもそも、なんで通電しっぱなしになってるのかが判らないのです><;

Yakumo氏によれば漏電していると思われるボディに流れている電流は本来なら無視して良いレベルの微弱なものらしいのですが、
それがチャージの途中で跳ね上がるのでソレノイドが反応するのでしょう。
ネットでも調べてみたのですが、
類似の症状は見つけられませんでした(+_+)

で、結論を言ってしまいますと、
この症状は直ってしまいましたw

実は何度も諦め悪くチャージレバーをカチカチやっていたらある時からミラーアップしなくなったのです。
テスターで抵抗値を計っても端子は完全に絶縁されています。
結局なんだったんでしょうかね?
1.電池室の絶縁不良
2.何らかの理由でボディが帯電していた
3.無限に広がる大宇宙からの大いなる力で動いていた

やはり3ですかねw

とりあえず症状は治まったのでボディの各部の手入れをしました。
P8150762.jpg
この個体は外見以上に内部がかなり痛んでいて、
いたるところにサビやカビがありました。
なるべく落とせるところは落としてモルトで補修。
P8150770.jpg
なんとか見られるレベルには復活できたでしょうか^^

あと、AXシリーズに共通した組み上げ時の裏技を書いておきます。
AXシリーズの巻き上げレバー側にある、例のT字型の金具が付いたプレートですが、
これを組み戻すときに上手くT字金具がはまらないときがあります。
そういう時は巻き上げレバー寄りで1箇所だけネジ止めしてプレートを指で押さえつつカメラをひっくり返します。
P8170780.jpg
指でカメラを支える感じです。
そして水色の円内に見える金具を細い棒などで奥側に押し込みます。
すると途中で「カクン」という金具が嵌る手応えがあるのでそこで残りのネジを締めていきます。
P8160774.jpg
カメラの背面から見て赤丸部分に金具が見えていればOK。
この作業の成否は結構判断が難しいので何度か失敗を重ねる必要があるかもしれません。
ちなみにこの金具がうまく嵌っていないと巻き上げレバーがすべったりシャッター幕の戻りが悪くなったりします(ちなみに1台目のAX-5のシャッター幕不良はこの部分が原因ではありませんでした)。

というわけで撮影可能になったAX-5の試写はまた後日(´ω`)
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2011年08月31日

CRふじかちゃん物語。

ワールドワイドに調べてみたところ、
PorstのCR-5を発見。
ドイツ語なので詳細は判りませんが、見た目はまごうことなきAX-3です。

ちなみにCR-3のAEについても判明。
モードダイヤルのAEとXシンクロの間にAELが追加されています。
やはりオリジナルの仕様では不便だと判断されたのでしょうか。
にしてもそれならAEの動作をアンロックにすればよさそうなものですが、
わざわざAELを追加するあたりがこだわってますw

もっとも実際に撮影してみるとAXシリーズの場合は通常AELで撮ったほうが「らしさ」が出るような気がします。
何故か? と聞かれても答えられませんが、
カメラの測光能力とマッチしているような気がするんですよね(^^;)
いわゆる「フジカっぽい」画になると言えばいいんでしょうか。

それにしてもこのCR-3、
いわばアンロックAEが付いたAX-1ということで結構レア感がでたりしますかね?w
まぁまずお目にかかることはないとは思いますが、
いつの日にか触ってみたい気はします(´ω`)
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2011年08月30日

ふじかちゃんふぁいぶ……からのとりぷる しょの2。

前回アップした写真のとおり、
今回の撮影にはワインダーを使用しました。
P8270762.jpg
ドイツのPorstは、アメリカのSearsやVivitarのように他社のOEM品を自社ブランドで販売する会社で、
日本ではあまり馴染みがありませんが古くから日本のカメラのOEM品を扱っているとで知られている会社です。
P8270763.jpg
EINZELは単写、SERIEは連写モードです。
P8270764.jpg
CRというのはPorstにおけるフジカAXマウント機のコードネームのようで、
ネット上ではCR-1(STX-1n)、CR-3(AX-1?)、CR-7(AX-5)の存在が確認できます。
STX-1nはST-605UをAXマウントにしてファインダー内表示をLEDに変更した機種なので、
AXシリーズではないのですが、
この機種がラインナップに入っているために型番がずれているものと思われますw

ただ、CR-3に関してはAX-1には無いはずの非ロックAEモードがあるという情報もあっていまひとつ謎です。
ベースはAX-1で間違いないと思われるので、もし未確認のCR-5という機種が見つかればそれがAX-3のOEMということになるでしょう。

ちなみに、このPorstのワインダーは巻き上げ音はうるさいですが連写速度はなかなか速いです^^
データシートが無いので正確な速度は判りませんが、
ウチにある外付けワインダーの中ではトップクラスです。
まぁ、実際に連写モードで使うことは無いのですがw

というわけでAX-3の実写です。
今回は撮影地のレポートもいっしょに書いておきます^^
2011082703.jpg
中野から高円寺に行く途中にある田中稲荷です。
とても小さな神社ですが趣があって良い感じ。
田んぼの真ん中にあったので田中稲荷だとか^^
2011082706.jpg
量産型E○Aみたいなおキツネ様。
顔は平べったいですが迫力あります(^^;)
2011082705.jpg
その手前のおキツネ様は逆にわんこ系で愛嬌たっぷりw
彫られた時代で顔立ちにずいぶん差があるのもおキツネ様の魅力です。
2011082710.jpg
田中稲荷からさらに高円寺寄りにあるのが天祖神社。
天照大神を祀る神社で高円寺の南側の鎮守だそうです。
田中稲荷はここの境外末社ということになっています。
2011082714.jpg
なんだか狛犬が甘えっこで可笑しいですw
2011082711.jpg
しかもここの狛犬は両方とも子連れ。
結構珍しい気がしますがどうなんでしょうね?
2011082722.jpg
ここには境内末社として三峯神社と清姫稲荷があります。
ちなみに今回の撮影はすべてフジノンの43-75mmズームを使っていますが、
独特のボケ味があるレンズです。
この写真の周辺部もズーミングしたようなにじみ方になっていてちょっとびっくりしました。
2011082718.jpg
三峯神社は秩父の神社だと判るのですが、
清姫稲荷っていったいどなたを祀っているのでしょうか?
道成寺の清姫様なら判らないこともないですが、
なんで稲荷なんでしょうね?
特に縁起については書かれていなかったので謎のままでした(^^;)
2011082716.jpg
レンズのせいなのかカメラのせいなのか、
今回はやたらとフレアが出ています(^^;)
逆光の場面が多かったせいもありますが、
ちょっと多すぎる気も。
ミラーボックス内に貼られた植毛紙が劣化して粘土みたいになっているので、
もしかすると内部反射のせいかもしれません。
貼りなおしたほうがいいのかしら……

ちょっとフレアに関しては心配が残りましたが、
AX-3の操作自体は問題ありませんでした。
強いてあげるならシャッター速度ダイヤルがシャッターボタンと同じ位置にあるのでシャッター半押しでダイヤルを回すのが困難ということでしょうか。
また、このダイヤル自体は回しやすいのですがAEのところでロックがかかってしまうのが残念。
マニュアルで撮影中に不用意にダイヤルを回してロックがかかってしまうといったんファインダーから目を離して解除しなければならないのは不便です。

一方で絞り値の直読み窓は大正解^^
これは地味ですが使ってみると結構AX-1に対してアドバンテージになるんじゃないかと思います。

ということはやはり、このカメラは絞り優先AEで使うべきということなんでしょうね^^
メーカーもそのつもりで設計してるわけだし。

最後に参考までに言うと、
AX-1のAEはシャッター半押しでロックされる仕様なので、
AX-3は実際はAEロックが追加されたのではなくてAEという名の非ロックAEが追加された、
ということになります(ややこしいw)(´ω`)
posted by towel at 02:48| Comment(5) | TrackBack(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月28日

ふじかちゃんふぁいぶ……からのとりぷる。

巻き上げとシャッターが直ったので今度こそ大丈夫だろうと思ったら、
また巻上げができなくなりました><;
ただし、今度はレバーはちゃんと動くのですが、
最後まで巻き上げてもチャージが完了しないという症状です。

トップカバーを開けて観察してみると、
レバーを巻ききった段階でもミラーボックスのチャージ用アームが最後まで押し込まれないようです。
組み上げのときにガタが出てしまったのかもしくは部品の磨耗によるものなのか、
いずれにせよ原因ははっきりしません。

仕方ないので応急的にチャージレバーに半田を盛り付けて不足分を補いました(^^;)
P7210814.jpg
この段階で完全にレストア失敗ムード全開です><;
しかしながら、一応チャージはできるようになったので今度こそ修理完了!
P7210815.jpg
……と思ったら、
今度はシャッター幕が戻らなくなるトラブル発生(@_@)
ちゃんとシャッターが切れるときもあるのですが、
かなり高い頻度でシャッター幕が途中で引っかかるような感じで止まってしまいます。
巻き上げギア周りに原因がありそうなのですが、
さすがにこれ以上は完全分解しないと無理ということで今回は諦めました(^^;)

ということで気を取り直してAX-3です(ぉぃ
P8270761.jpg
AX-3はシリーズの中級機。
AX-5からシャッター優先AEとプログラムオートを削除、
もしくはAX-1にマニュアル露出とAELを追加した機種ということになります。
定価でAX-5より2万円安くAX-1より1万5千円高かったようです。

えてしてシリーズの中級機というのは売れない傾向があるらしいのですが、
このAX-3もご他聞にもれずあまり販売のほうはぱっとしなかったようで、
現在の中古市場でもあまり見かけることはありません。

メーカーとしては下位機種はビギナー向けとして位置付け、
一番魅力的なお客であるアマチュア〜ハイアマチュア層には中級機を買ってもらいたいはずですが、
それを担うにはこのAX-3は少々アピールポイントが弱かったようです。

AXシリーズでは下位機種のAX-1までがプレビューボタンとワインダー対応機構を搭載していたため、
AX-3は当時の購買層には「マニュアル露出が使えるだけ」のカメラ、
と捉えられてしまったのでしょう。
しかも、AX-1もSTシリーズの下位機種だった605Uほどにはコストパフォーマンスが良かったとは言えず、
それよりさらに定価が高かったAX-3においてはいっそう割高感があったのかもしれません。

ただ、国内では散々だったAX-3ですが、
海外ではかなり健闘したようで海外の中古市場ではフジカと言えばAX-3、
というくらい出回っています。
このあたりはフジフィルムの販売戦略が当たったのか、
国民性の違いなのかはわかりませんが、
当時の円相場からすると海外のほうがちょうどお手ごろな価格になっていたのかもしれません。

ちなみに、私自身はこのカメラにはあまり魅力を感じていなかったのですが、
実際に手にしてみるとある重大な事実に気づきました。

それは……
P8190716.jpg
なんとこのカメラ、絞り値直読み機構を搭載しているんです!!
これはまだカメラとレンズが何の情報もやりとりしていなかった時代になんとかして絞り値をファインダー内に表示させるため考えられた機構で、
ペンタ部に下向きの窓とレンズを付けてレンズの絞りリングに書かれた文字をファインダー内に写しこんでしまうというものです。

この機構自体はそれほど珍しいものではないのですが、
私の知る限りフジカのレンズ交換式一眼レフでこれを搭載しているのはこのカメラだけです。
AX-5寄りに作るならLEDによる絞り値表示は可能ですし、
AX-1寄りに作るならファインダー内に表示させなくてもいいと思うのですが、
このあたりにちょっとフジカの技術者のこだわりを感じてしまいますw

さて、ウチにやってきた個体は動作未確認外観難アリという状態でしたが、
確認したところ動作には特に問題無しで、
モルト交換と清掃で撮影可能になりそうでした。
ただファインダーがかなり曇っていてカビもありそうだったので一応分解してみました。
P8190717.jpg
外見はAX-5似ですが、内部を見るとAX-1系の回路のようです。
P8190720.jpg
これが絞り値直読み窓。
こいつのおかげで一部の外装パーツの互換が失われていますが、
そこには目をつむったのでしょう。
P8270760.jpg
例の底部の基盤はやはりAX-1の後期型と同じもの。
しかし、コンデンサはAX-5と同じタイプなので故障は少なかったと思われます。

予想外に興味深いボディを持ったAX-3。
試写の結果はまた後日(´ω`)
posted by towel at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月26日

ふじかちゃんふぁいぶ しょの2。

ミラーボックスを取り出すと、
その構造がAX-1とは大きく異なることが判ります。
P7170773.jpg
ソレノイドは絞り込み用と絞り開放用が追加されて計3つになっていて、
それに伴いギア群が追加されたり位置が変わっていたりしています。

これは、当時のフジカのメーカーイメージからすると相当な力の入れようで、
STシリーズの901が機構的には801よりシンプルだったため「型番上のフラッグシップ」であったのとは異なり、
このAX-5が事実上AXシリーズのフラッグシップであることの証明とも言えます。

ただ、ソレノイドが増えたことによってボディ内のスペースに余裕が無くなったのも確かで、
ミラーアップ用のソレノイドはボックスとボディ正面パネルの隙間に挟まるような形で設置されているため、
動作チェックしようにも手の出しようがありません。
P8150765.jpg
そこで、ギア群をプレートごとボックスから取り外すことにしました。
よーく観察した結果3本のネジを外せばギアとソレノイドが組み込まれたプレートを分離できそうです。
P7170784.jpg
慎重に作業を進めた結果、取り外しに成功^^
P7170785.jpg
途中でミラーの軸がひっかかってしまいました。
本当はミラーも外すべきだったのかもしれませんが、
外し方がわからなかったので結局最後は力技で抜き取りました(^^;)
P7170787.jpg
ソレノイドのカバーのプラスチックはかなり劣化していました。
経年による接着剤の変質なのか何かの溶剤が浸食してきたのかは判りませんが、
一応カバーを外して清掃しておいたほうがよさそうです。

ソレノイドに直接電池を繋いで動作チェックをしてみると、
最初はちゃんと動くのですがしばらく放置しておくと電磁石がくっついたまま離れなくなります。
やはり電磁石の接触面が汚れている可能性が高そうです。

というわけでベンジンで接触面を拭き取ってから元通りに組み込みました。
この時、注意が必要なのがボックスの下のほうにある針金状のバネを取り外したミラーアップ用のギア群に引っ掛けておくことです。
P7200813.jpg
これはボックスを下のほうから見た写真です。
赤い矢印部分にバネを掛けておかないと絞り込みができなくなります。
(この作業は、ミラーアップ系のギア群を取り外したときのみ必要です)

もうひとつ、これはAX系のずべてのカメラに共通していますが、
ミラーボックスを取り外してから元に戻した場合、
カメラ底部にあるチャージ開放ノブをいったん外す必要があります。
P7170790.jpg
矢印部分がチャージ開放ノブです(ちなみに正式名称ではありません)。
このノブをネジを緩めて外した後、腕の部分をボディの縁に沿わすような感じで差込んでからネジ留めします。
このノブはシャッター幕の動作完了をミラーボックスに伝える役割を果たしているので、
シャッター不良でチャージが開放されないときにここを動かすとシャッターが切れたのと同じ状態になります。

さて、これで巻き上げとシャッターの問題が解決した……と思ったのですが、
ここで新たなトラブルが発生してしまいました……(´ω`)
posted by towel at 02:19| Comment(2) | TrackBack(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月25日

ふじかちゃんふぁいぶ しょの1。

フジカのAXシリーズには普及機のAX-1、中級機のAX-3、上位機のAX-5があります。
そして実はウチに最初にやってきたのはAX-5だったりします^^
P7050682.jpg
AX-5は両優先AEにプログラムオート、さらにマニュアルモードまで搭載した正真正銘のフラグシップ機でした。
ただ、他のAXシリーズ同様故障には弱かったようで、
現在の中古市場で完動品にお目にかかることはめったにありません。

この個体もシャッター切れず巻き上げできずのジャンクとしてやって来ました。
とりあえずAX-1で経験を積んでから分解してみようということでしばらく手を付けずにおいたのですが、
それなりにAX系の知識は身についたのでレストアすることにしました。

まず、シャッターが切れず、巻き上げできないということはシャッターがチャージされたままだということだろうと考え、
ボディ下部のチャージ開放用ノブを動かしてみたのですが反応なし(^^;)
どうもチャージは開放されているようです。

となると巻上げができないのは他の原因だということなので、
今度は巻き上げレバー周辺をチェックすることにしました。

トップカバーのはずし方はAX-1とほぼ同じですが、
そこから巻き上げギアにアクセスするためには少々面倒な手順が必要です。
P7050698.jpg
まず、露出モードダイヤルを外すためにスナップリングを外します。
専用工具でなくても外せますがリングを飛ばさないように注意が必要です。
P7050699.jpg
次にダイヤルの軸を外すのですが、
ここは溝があるのでカニ目を使いたくなるところですが、
むしろラジオペンチなどで挟んで回したほうが簡単に外せます。
傷をつけないようにテープやゴムで保護するのを忘れずに^^

軸が外せれば基盤を動かせますが、
この基盤は接着剤で仮止めされているので少し力を加えて剥がす必要があります。
このとき勢いあまってフレキを切らないように注意。

後はAX-1と同様にプレートを外せば巻き上げギア群とご対面です。
P7050707.jpg
案の定カム付きギアの位置がずれていました。
正しい位置に直そうとギアをいったん分解しようとしたら何かがポロリと落ちました。
P7050708.jpg
何だろうと思ったら……
P7050710.jpg
巻き上げレバー直下の大ギアの歯が欠けて嵌り込んでいました><;
そりゃ動かんわw

というわけで不動品のAX-1からパーツを移植して組みなおし、
これで復活! と思って巻き上げてみるとちゃんと巻けます^^
しかし……今度はシャッターが切れません(T-T)

確かに最初の状態ではシャッターは切れた状態ではあったのですが、
結局シャッター自体も故障していたようです。

というわけで今度はミラーボックスとの格闘になります(´ω`)
posted by towel at 01:51| Comment(3) | TrackBack(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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